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食指 [花]






大阪・天満の天神さんの枝垂れ梅です。

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のびやかな枝の線とピンクの花が春らしい風情です。


大阪城・梅林の梅は満開です。

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開ききった花は好みではないもので、ひとつひとつの花よりもちょっと高いところから、です。
朧の春、もうすぐですよ。

ちょっとだけ近づいてみました。

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満開の梅もなかなかにいいものです。



話しは変わって、座り聞き。
地下鉄車内で座席に座っている僕の前に立った某有名進学校の高校2年生男子生徒の会話です。
(制服の襟章で2年生だとわかりましたよ。)
「村上春樹て70近い爺さんやろ?」
「そうみたいやなぁ。20世紀のヒトやろ。」
「騎士団長殺し、オモロイんやろか?」
「まだ読んでへんし、なんか食指動けへんねん。じいさんが書いたモン、あんまり興味ないしなぁ。」
高校生がゲームやテストではなく小説の話しをしているだけで、なんだか嬉しくなってきました。
単純なおっさんです、僕。

で、村上さん。
村上春樹さんは1949年生まれ、村上龍さんは1952年、高橋源一郎さんは1951年、山田詠美さんは1959年と、みなさんいいお歳になって来ていました。
作家の年齢は気にならなかったのですが、ちょっとだけ調べてみましたよ。
と、書きながら、いまどきの若い作家の作品をあまり読んでいないことに気がつきました。
デビュー作から追いかけている一番若い作家さんは1979年生まれの森見登美彦さんでした。

近頃の若い作家さん、ホントによく知らないし読んでいません。
同時代に生きているのに、ね。
もしかしたらとてももったいないコトをしているのかもしれません。
高校生2年生のおにいちゃんたち、誰の作品を読んでいるのでしょうか。
興味シンシンでしたが、降りる駅に到着してしまい聞けないままでした。
残念。
村上春樹さんでないコトは間違いなさそうでした。
村上さんの新作、前作のつまらなさの影響か僕も食指が動きません。
書評を信じて食指が動いても、読むとがっかりなんてコトもときどきあります。
批評家と僕の感覚を信じた僕がアホやっただけのコトなんですけれどね。
書評をするN氏、僕と好みが違って来たのか、僕が違ってきたのか、さて。
気が向いたらいつか読むかもしれませんけれどね。

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話しは変わって、春場所。
降りた駅から府立体育館の前を通って目的地へ。
大相撲春場所連日大入り満員御礼の府立体育館でした。
早朝、正面入り口の中では当日券を買い求める行列ができていましたし、西洋のお方もチラホラと見えました。
相撲もCOOL JAPANなんでしょうかね。

ここ二年ほどちょっと応援しているのが宇良と石浦のお二人。
筋肉がついて身体、顔つきが二年前とはまったく違ってきましたよ。
ただいま進化真っ最中です。
小兵ながらなかなか頑張って面白い相撲をとってくれています。
横綱にはなれないでしょうが、どこまで行ってくれるのか楽しみですよ。
若い頃には見向きもしなかった相撲に目が行くのは間違いなく歳のせいですね。
デブは苦手なのに、不思議です。

閑話休題。
長編を読む気力に欠けているような今日この頃です。
短編やエッセイばかり読んでいます。
花粉と春のせいかもしれません。
春が終わったら梅雨のせいにして、そのあとは暑さのせいにしたりして。
いつになったら長編を読みますんや、おっちゃん。
読書の秋までまだ半年以上もありまっせ。
ま、好きなようにしなはれ。
長編だけが小説というワケではないしなぁ。

まったく関係ありませんが、閑話休題。
「余談を打ち切って、本筋にもどる意を表す語。それはさておき。さて。」と国語辞典にありますが、
長い間ずっと「ちょっと話しはそれますが」と、まったく反対の意味だと思っていました。
そんな雰囲気の字面の四文字熟語ですもんね。
いまどきの高校生でもそんな勘違いはしないかも、です。
ハズカシイ。



 


あしあと(138)  コメント(8)  トラックバック(0) 
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あしあと138

コメント 8

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aru

あるいるさん、おはようございます。
作品の写真、素晴らしいですね。
記事・・・まだ私の脳が動き出していません。 笑
by aru (2017-03-19 01:39) 

斗夢

梅の写真がいいですね、水彩絵の具で描いた感じですね。
梅に油絵の具は合わない。
村上春樹氏の小説を行列までして買う人の頭はすごいんでしょうね。
昔、一度読んだんですが、三分の一まで読めませんでした。
頭に入らないんですよ。
藤沢周平がわたしの脳には合っているようです^^。
by 斗夢 (2017-03-19 06:53) 

tommy88

春なんですね。
中学2年の時の国語教師、守井、恐怖の対象でした。
守井先生は私の国語教師の基礎知識、6割方を叩き込んでくれました。
たった1年で、しかし怖すぎるので集中力は高く、物凄く吸収しました。
「ごじっぽひゃっぽ」「じっかいせん」
例の十把一絡げに通じます。
閑話休題はもちろん。
高校の漢文でやる故事成語のほとんどを制覇していました。
私が大阪の高校を中退してからは、意外に優しくて驚きました。
10年近く前、断捨離の一環と、手紙も年賀状も拒絶。
最後まで骨太のごっついおっさんです。
そして彼は、記憶の中で、永遠に、怖い先生の姿を見せるのでしょうか。
読書は疎遠の、落ち着きのない子どもだったようです私。
船に乗るまで、読書をしたことがありませんでした。
ちょっと人生を損したぞと、成人する直前に痛感しました。

読んでないなぁ。
面白くないものは読まないし、読んでも腹が立つから疲れます。
市立図書館では10冊まで予約が出来ます。
待ち900、1000以上が8冊あり、待ちぼうけです。
ついに10番待ちを2冊入れて満杯。
司馬遼太郎の発掘新書だし、佐藤愛子も読もうと。
で、次女のカードを譲り受け、新たに予約開始です。
しかし、待ちの桁が違うので、困りものです。
三女の猛速高速読書は、私の3倍ほどの速さです。
だいたいは、立ち読みで終わってしまいます。
キーボードも私の5倍ほどのスピードで打てるし。
濃いやっちゃなぁー、と思います。

「じいさんが書いたモン、あんまり興味ないしなぁ。」
その感覚はあるのでしょうね。
ただ、若いモンの殆どは下手くそで浅いのも事実です。
下手くそなものは読む気にはなりません。
「じいさんが書く」という目線は持ったことがありません。
新陳代謝の激しい「時代」に、じいさんの筆、どうでしょうか。
枯れずに書ける方は実際、いると思います。
バカと空っぽの頭が市民権を得ている現代にあって、飢えること。
面白くて、しっかりした内容が、瑞々しい筆で書かれていること、かな。

稀勢の里、下位にコケないよう、用心用心。
豪栄道、不調でしたね。
相撲が面白くなってきたのも世代交代が感じられるからかな。
春場所、春はそこまで来ているという予感。
開聞岳、菜の花はなくなっているのかな。
グリーンジャンボ、春風に乗って当たれ!!

by tommy88 (2017-03-19 09:49) 

dojita

日本画風の梅林好いですね。
それはさておき、3/4世紀も生きてるとあと何年読書できるか考えます。
詠みたい本はゴマンとある。
“十年以上読まれていて版を重ねているもの” あたりを基準にしてみてますが・・・。
by dojita (2017-03-19 11:33) 

あるいる

aruさん

コメントありがとうございます。
作品と呼べるほどの写真ではありませんが、お褒めの言葉だと勝手に決めさせていただきました。
素直に嬉しく思います。
ただ、ブログサイズに縮小していますからなんとか見られていますが、どれもこれも等倍やそれなりに大きくして見ると実にアラが見えるのが僕の腕前ですよ。
深夜の時間帯に仕事をされているようなaruさん、12時の時点ではまだまだ脳細胞が活発に動き始めていないのかもしれませんね。
寝起きのときの僕をふりかえり、とても情けない姿を想像してしまいました。
誰もかれもが僕と同じはずではないはずですのに、ね。
ごめんなさい。

by あるいる (2017-03-20 04:04) 

あるいる

斗夢さん

コメントありがとうございます。
晴れた日の早朝の梅林、朝日に照らされた姿が朧な光の中でとても幻想的に見えたもので、そんな雰囲気をなんとか再現できないかと挑戦してみました。
まだまだ改善の余地はありますけれどね。
藤沢周平さんと村上春樹さんとは小説世界も文体も違いますし、好みというのがありますから、頭に入らないのもしかたがないかもしれませんよ。
村上春樹さんの小説を読む方の頭がすごいことはないはずですが、深夜に並んでまで買うという行動は僕にも理解はできません。
想像することはなんとかできますが、なぜか笑ってしまえます。

by あるいる (2017-03-20 04:17) 

あるいる

tommy88さん

コメントありがとうございます。
司馬遼太郎さんの発掘新書はもしかして「ビジネスエリートの新論語 」という原題とはまったく違った外題をつけられた本のことでしょうか。
エリートでない僕が読む本ではないなと勝手に決め、司馬遼太郎さんが生きていたらこんなタイトルはつけなかっただろうなと勝手に決め、なんだかサラリーマン向けのパチもんハウツー本の一種みたいやなと勝手に決め、読まないことに決めました。
文芸春秋、ナニしてるねん、です。
もし、違っていたらそれこそ、ごめんなさいですけれどね。
佐藤愛子さんの人気ぶりも凄いものがあって、予約者殺到中です。
どんな年齢の方が予約されているのか興味シンシンですが、おそらく中高年のご婦人が多いのではとこれまた勝手に想像ですよ。
瀬戸内寂聴さんのエッセイが売れるのと共通点があるのかなと、これまた勝手な想像です。
図書館の予約カードをパパさんに貸すとは、ここでも三女さんの親孝行をひとつ発見です。
す~っと読めてなんとなくココロやさしくなれそうな展開と結末の小説がもてはやされているような風潮、現代人は疲れているのかもしれませんね。
いずれにしても、人間がきっちりとゆるぎなく書かれていればいいのですけれどね。
豪栄道は、あ、いつものパターンやんけと、いかにも豪栄道らしい今場所の休場でした。
稀勢の里は大関時代までは、なんでココで負けるネンとイライラしながらも横綱になるのを応援していましたが、横綱になったらもうそれでよくて、あとは頑張ってください、です。
一番になるまでは応援しますが、一番になるともう応援しなくなるのはトヨタもユニクロも味の素も同じで、二番手三番手、これから伸びて来るはずの新人や新会社を応援したくなるへそ曲がりオヤジです。
ジャンボが当たったらそれでオシマイ。
そんなんちょっとイヤやなぁ、当たってもまた買い続けようかなぁと、本心のどこかではず~っと欲深いオヤジでもあるのでした。


by あるいる (2017-03-20 04:52) 

あるいる

dojitaさん

コメントありがとうございます。
読書というのは楽しいものですから、それこそ自分流に自分好みの本を読むのがいいのかなと思っています。
ときどき、この作者はいったいナニを言いたいネン?、ナニを考えてるネン?と僕の理解力を棚に上げて疑問符だらけの本に出会うことがありますが、何年かしてから再挑戦するぞと思える本は稀有です。
内容ではなく本自体が古くなって紙が変色していくのが苦手なものですから、愛読書は買い換えたりしていますが、再版されなく絶版になる本もありますから、見極めがたいへんですよ。
なだいなださんの「人間、この非人間的なるもの」をこの何年か古本屋さんで探し続けているところです。

by あるいる (2017-03-20 05:00) 

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